■気象情報
■琵琶湖の水位
■今年のマリン百科
■観光ガイド
■クルージングマップ
■お勧めスポット
■マリーナリスト
■レースカレンダー
■水上安全条例
■レジャー利用の適正化に関する条例
■操縦免許証更新・失効講習会について
■協会の事業
■リンク先リスト
|
京阪電鉄三井寺駅のすぐ北川を流れる疏水運河。京都への飲料水の供給と潅漑、水運、発電を目的として明治18年(1885)6月 2 着工、約5年の歳月をかけて明治23年(1890)4月に完成しました(第2疏水は明治49年(1912)に完成、全線トンネルで、延長7.4km)。全長11.1km、日本人だけの技術で、資材面などの困難を克服し、明治中期における日上土木技術の確立を示すとともに、天然の湖にはじめて人工的変改を行なったものとして画期的な事業といわれます。
琵琶湖から取り入れられた水は、工事中もっとも困難を極めた長等山トンネルを通って京都市山科区で地上にあらわれ、再びいくつかのトンネルを抜け、京都市左京区の蹴上(けあげ)、そして鴨川、宇治川へと流れていきます。
三井寺駅から徒歩3分ほどのところに清水門(せいすいもん)と小屋尾があり、花と流れをあしらった柵が設けられるなど散策に適しています。また、小屋の対岸に「明治天皇聖地」と刻まれた碑が立ち、そこから長等山トンネルまで、両岸に松や桜の木々が植えられているので、春になれば満開の桜並木越しに三井寺の伽藍が見え隠れするという絶景の桜の名所となります。桜に彩られた琵琶湖疏水を作家なども好んで訪れ、多くの作品にとりあげられています。 |
|